気候もよくなり、週末には野外イベントも増えてきました。
マルシェ、レジャー、キャンプなどお出かけする機会が増えている人も多いはず。
そんなことを思っていると、私もお出かけしたい気持ちがどんどん湧いてきました。
「太陽の暖かい日差しを浴びたいなぁ…」
そこで思いついたのが、ズバリ！『サイクルチェアリング』です。
あまり馴染みのない言葉ですが、これはいわゆるサイクリング&チェアリング…の略称。
自転車と椅子で楽しむアウトドアのスタイルです。
がっつり自然の中でなくても、街の中にも緑はいっぱいあります。
普段、車で走り慣れた道でも移動手段が自転車になるだけで、目に映る景色も変わるはずです。
今回は、折りたたみ椅子と飲み物、おにぎり、そして小説だけを用意して、街の中でサイクルチェアリングの様子をお届けします。
早速、自転車に乗って出発です。
天気の良い日、自転車で風を感じるだけでもアウトドア感がありますね。
若葉が茂る並木道は、格別です。
さらに進んでいくと、道にはたくさんの気づきや発見が転がっていました。
自転車だから入って行けるような小道では、なにやら怪しげな路地裏を見つけたり、普段は絶対に目に留まらないような場所で植物を見つけて「ほっこり」することができました。
自転車で街の中を駆け抜けていると、車との違いに気づかされます。
体を吹き抜ける風は車の窓を開けて感じる風とは違い、心地よさを味わうことができます。
仕事で疲れている体もリフレッシュできるからオススメです。
そして、パーキングを探さなくてもいい！
郊外の公園には十分な駐車場スペースがありますが、街の中ではそうはいきません。
目的地の公園に着いても、まずは駐車場を探さなくてはいけません。
すぐに見つかればいいですが、見つからない時は本当に大変です。
ムダな時間を過ごすことなく、公園に到着です！
自転車の良いところは、体を動かせること。
車の移動が多いと運動不足になりがちですが、気持ちよくリフレッシュ感覚で運動できるのが良いです。
そして、程よくサイクリングを楽しんだ後のご飯が美味しいです！
今回は、おにぎりを用意してみました。
軽食なのは帰りの体の負担を考えて。食べ過ぎると、体が重くてイヤになっちゃいますよね。
適度な疲れと空腹で忘れそうになりました、椅子のこと。
サイクルチェアリングですから、キャンプなどでよく見る折りたたみ椅子を準備しないといけません！
まずは折りたたみ椅子の準備から。
…と思ったら
いい場所に腰をかけられる場所を見つけました。
定義？ルール？（そもそもないような）を無視です。見つけてしまったからには、椅子を組み立てるのが面倒なので折りたたみ椅子はリュックの中にしまい込みました。
ベンチに座って、おにぎりを頬張るのもいいですが、コンパクトなテーブルを用意したので準備していきます。
コンパクトなロールテーブルなら、天板を広げてパーツをつなげるだけであっという間に完成です！
そして持ってきたおにぎりと飲み物を置いたら、アウトドアの雰囲気が出ますね。
自転車だから持てる荷物は限られますが、ボトルにお湯を入れてきたら食事のバリエーションは広がります。
街のパン屋さんに立ち寄ってみるのも楽しそうですね。
読書
食べ終わってからは、一息タイム。
急いで帰る必要はありませんから、外でやってみたいことをやって過ごしてください。
そして、食後すぐに自転車を漕ぎ出すと横っ腹が痛くなりますよ。
今回は読みかけの小説を持参しました。
行き帰りで体は十分に動かしますから、公園の中で静かに過ごすのもオススメです。
実は今回、木陰の心地良さ、木漏れ日のキラキラさに目が落ちてしまい、1ページも読むことができませんでした。
でも、それもまたいい休日ですね。
思いがけず眠ってしまいましたが、体は少し楽になりました。
サイクルチェアリングでは、普段通っている道でも違う景色を楽しめるということが分かりました。
運動不足な人でも手軽に楽しめるので、週末に簡単にチャレンジできます。
特別な道具がなくても、また自転車がママチャリでも、街の中を駆けたら、それだけで特別な時間が過ごせますよ。
では、程よく楽になった体で自転車に乗って帰ります。
『サイクルチェアリング』お試し下さいね！
