みなさん、ケバブはご存じですか?
のっけから唐突な書き出しですみません(笑)。
最近、街中やキッチンカーなどでよく見かけるこれです!
ケバブとは、トルコなどで食べられるスパイシーに味付けした肉を焼いた料理の総称だそうです。
串焼きなども含めて肉料理全般を指しているようですが、日本ではこの回転している肉のサンドをイメージする方が多いですよね。
地域や文化的な理由で、ケバブに豚肉は使わないそうです。
今回は、普段それほど料理をしないお父さんでも、特別な味付けなど一切必要なく簡単に作れるケバブサンドの作り方をご紹介します。
残念ながら(?)写真のような回転肉は作りませんが、ササッと作って出せば物珍しさとおいしさの二重の驚きでパーティーのヒーローに!
きっとドヤれること間違いなしですよ!
準備するもの
・ピタパン
中近東で食べられている独特なパンです。
海外食材を扱っているお店、業務用食材のスーパーや通販でも手に入ります。冷凍のものが多いですが、常温に出しておけばすぐに解凍され、そのまま食べられます。
このようにミシン目のような切れ目が入っているので、手で半分に切って使います。この1枚でケバブサンドが2個作れるってことですね。
・コブサラダドレッシング
今回の料理のキモはとにかくこれ!コブサラダドレッシング!
味付けはこれオンリーです!
あれこれ調味する必要が無いので失敗の心配なし!
適度な量で、日本人好みのマイルドなスパイシーさに仕上がりますよ。
・肉
鶏もも肉、またはサラダチキン
焼く調理ができる場合は鶏もも肉を買いましょう。
今回は200グラムほど用意して、ケバブサンドが4個作れました。
加熱しない、お手軽で済ませたい場合はサラダチキンで作れますので、後ほどご紹介します。
・キャベツミックス
スーパーやコンビニで売っているカットキャベツを使っちゃいましょう!
千切りは面倒で難しいので手抜き手抜き!
・その他野菜
トマトやレタスなど自由に、サラダに入れるような野菜ならなんでもOKですが、ピタパンに挟みやすいものにしましょうね。
作り方(加熱調理ができる場合)
①鶏肉の下味付け
今回は、スーパーで切ってある鶏もも肉を買ってきました!
切る必要すら無く最高です!
買ってきた肉を、そのまま保存袋に移してコブサラダドレッシングを「だくだく」とかけていきます。
しっかりと全体にからむようにもみこんでしばらく漬け込んでおきます。
特に、漬け込み時間をわざわざ取って寝かせる必要はありません。
②トマトをカット
トマトをカットしてはさむと彩りがよくなります。
外で楽しむ場合は、現地で切ったり、まな板を洗うのが面倒なので、切って保存容器でもっていってしまいましょう。
そんなに大きなものは入らないので、薄めに切るといいかも。
※ここまでがなるべく家でやったほうがいい工程ですが、作る直前にやっても全然大丈夫です。
③鶏もも肉を焼く
味付けしておいた肉を焼いていきます。フライパンでも炭火焼きでもなんでもいいですが、鶏肉なので中まで火が通るように焼いてください。
表面が多少焦げたほうがケバブ風味が増すので、大丈夫かなって思うくらいにしっかり焼いちゃいましょう。
④具材をはさむ
ピタパンは真ん中が開くようになっています。
キャベツミックスをひとつまみ入れたら、またここでもコブサラダドレをかけちゃいましょう。
あとは焼きあがった肉と、トマト・レタスなどを自由に挟んだら……
完成です!
コブサラダドレッシングがしっかり効いていて、エスニックな味わいが口いっぱいに広がります。
ハンバーガー用の包み紙に入れたら、とっても食べやすいですよ!
当然、コブサラダドレッシング味なんですが、それがまさに「ケバブ味」なんですよね。
舌先に少しピリッとした辛さを感じますが、ほんの少しです。
よほど苦手な方でないかぎり、お子さんでも食べられるんじゃないかなと思います。
もっと辛さがほしい方は、辛味調味料を追加してもいいかもしれません。
作り方(加熱調理ができない場合)
次に、出先で火気なんて使えないよ!という方のために、最近はやりのサラダチキンを使うバージョンも紹介します。
こちらは加熱も漬け込みも必要ありません!
キャベツミックス・野菜・サラダチキンにコブサラダドレッシングをかけながら挟み込むだけです。
ドレッシングは結構だくだくにいきましょう。
先ほどのものと比較してしまうと、焼いていないので香ばしさは物足りないですが、これでも十分ケバブサンドの味わいです。
とにかくお手軽で簡単に楽しめますね。
今回は、日頃あまり家庭料理として馴染みのないケバブサンドを作ってみました。
可能な限りカット食材を使うことで、焼く以外の部分は料理といえるような工程がほとんどありませんでした。
味付けについては、とにかくコブサラダドレッシングの威力で押し切っているだけです。間違う要素はありませんし、とにかくおいしいので文句のつけようがありませんよね。
普段、料理に縁のないお父さんが急にチャチャッと作るケバブサンドで、家族やお友達を驚かせてみませんか?