キャンプやピクニックで人気の “カッティングボード”。
パンやチーズのカットに使用するだけでなく、お料理をのせるプレートとして利用すると、不思議とSNS映えする便利なアイテムです。
最近は100均でも購入できますが、そのまま使うと少し安っぽいので、簡単にリメイクしておしゃれキッチンアイテムとしての活用方法をご紹介します。
1.カッティングボードとまな板の違い?
日常的に調理に使用するまな板は、刃こぼれしないように少し柔軟性のある材質が使用されます。
いっぽうカッティングボードはパンやチーズをカットする際に利用され、刃先にギザギザのついたナイフでカットされることもあるため、それに耐えうる堅い材質の木材がよく利用されます。
2.100均のカッティングボード
ダイソーで小さめのカッティングボードを購入できます。
安価のため、多少ざらつき感が残り、オイルコーティングもほとんどされていません。
安価だから仕方がありませんが、安っぽさは否めません。
材質が桐材を使用しているので、他のカッティングボードより若干柔らかいです。
また、ボードの厚みも0.9㎝と他社製品より薄くなっています。
ダイソー&ニトリ カッティングボード 比較表
販売元 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 材質 | 価格 |
ダイソー | 25㎝ | 15㎝ | 0.9㎝ | 115g | 桐 | 110円 |
ニトリ | 35㎝ | 15㎝ | 2㎝ | 700g | アカシア | 999円 |
逆に、ダイソーのボードは軽量・コンパクトなので、ピクニックやキャンプなどで外出先での使い勝手がいいといえます。
3.コスパ最強、リメイク術
100均カティングボードの安っぽさと耐久性改善するため、オイルコーティングのやり方をご紹介します。
【用意するもの】
1. 紙ヤスリ 2種 (中目#120、細目#400)
2. カッティングボード用オイル
3. ビニール手袋
4. キッチンペーパー
5. ボロ切れ(オイル塗りこみ用)
6. オイルの受け皿
7. 新聞紙(養生用)
【手順】
オリーブオイルを塗るやり方もネットで紹介されていますが、私の経験ではオリーブオイルは若干ベタ付き感が残ります。
(※オイル成分にも影響されます)
やはり、カッティングボード専門のオイルのほうがベタ付き感もなく、仕上がりもキレイです。
①やすりがけ
オイルを塗る前に紙ヤスリでざらつきをとってしまいます。
この時、気を付けてほしいのは、紙ヤスリをかけた後に水で洗い流さないことです。削ったあとに水分を含むと板面が毛羽だってしまいますので、削りカスはキッチンペーパーなどで拭き取ります。
②オイルコーティング
専用オイルは1回ではなく、3回以上塗ると仕上がりがキレイになります。
時期にもよると思いますが、重ね塗りは1時間以上あけたほうがいいです。
③完成
3回重ね塗りをすると上質感がでると同時にキズにも強くなります。
最後にスウェードの紐をつけて完成。
使い勝手もよく、安っぽさもなくなります。
4.100均カッティングボードの使い方アイディア
100均カッティングボード、まな板としてだけでなく、食事用のプレートとしても利用できます。
特にダイソーのボードは小さいので、キャンプの食事用プレートとして人数分用意しても邪魔になりません。
カッティングボードで提供されると特別感があってテンションもあがります。
5.まとめ
今回は100均のカッティングボードをリメイクして、様々なシーンでの利用方法をご紹介しました。
同じ食べ物でもカッティングボードに盛るだけで雰囲気がガラッと変わるのでぜひ試してみてください。