みなさんは、どんな香りが好きですか?
ローズやジャスミンなどのフローラル系、ユーカリやパインなどのウッド系、レモンやオレンジなどのシトラス系などなど、香りの好みは人それぞれです。
そして、好きな香りを嗅ぐと気持ちが前向きになったり、穏やかな気分になれるそうですよ。
私は「日々の疲れを癒す、リラックスを感じたい」と自然にそんなことを思い、さまざまな方法を生活に取り入れています。
あなたが最も癒し空間にしたいのは、どこですか?
今回ご紹介する「手軽に作れるリードディフューザー」は、香りによるリラックスを求める人にピッタリのグッズです。
「好きな香りに包まれて、落ち着く部屋作り」
イメージするだけでワクワクしますね。
リードディフューザーとは
リードディフューザーとは、
アロマオイルなどを小瓶に入れて、リードスティックを挿して香りを部屋全体に広げる器具のことです。
このリードスティックには、いろいろな種類がありますが、竹や木でできたものが多いです。
市販のものをあるけれど
リードディフューザーは完成品が販売されていますが、価格が高めだったり、自分の好みの香りが見つからなかったりしますよね。その点自分で作るとコストも抑えられ、自分だけのディフューザーが作れちゃいます。
古くから使われていたアロマオイル
アロマオイルの起源は、古代エジプト文明まで遡るといわれています。
ミイラ作りに使われていたり、医療用品として使われていたので、今のようにリラックス目的というより、実用的なものだったようです。
リードディフューザーの作り方
それでは作っていきましょう
用意するもの
容器(ガラス製の小瓶)
アロマオイル(精油) …10ml
無水エタノール …100ml
グリセリン(なくてもOK) …数滴
竹串 …5本程度
ガラス瓶に無水エタノールを100ml入れる
下にタオルを敷き、慎重に注いでください。
漏斗(ろうと)などがあると便利です。
※無水エタノールは引火の恐れがあるので、キッチンなど火の近くでは作業しないように注意してください。
アロマオイルを10ml加える
無水エタノールとアロマオイルは
10:1の割合を目安に配合します。
香りの強さや、お好みで調節してください。
※ご自宅でペットを飼っている方は、動物と相性の悪いアロマもあるので、ご自身で確認してから使用するアロマを選ぶようにしましょう。
グリセリンを数滴垂らす
グリセリンは入れなくても構いませんが、保湿剤の役割を果たしてくれます。
そうすることで、ディフューザー液を蒸発しにくくしてくれるので、長持ちさせたい方にはおすすめです。
用意したものを混ぜ合わせたら、ガラスの容器に注ぎます。
注ぐ時はこぼれないように、注ぎ口のある容器、または漏斗(ろうと)を使うと安心して入れ替えることができますよ。
スティックを好みの長さにカットし、瓶に挿したら完成
竹串などを瓶のサイズに合わせて、バランスを見ながらカットします。
使用する本数も、お好みで決めてください。
たった数分で完成
いかがですか?
材料だけが揃えば火やのりも使わないので簡単に作ることができます。
今回は、2、3分程度で1個作ることができました。
香りの効果が弱くなったら
「あれ?いい香りがしてない」
リードディフューザーを使用していくと、どうしても香りが弱くなっていきます。
香りが弱くなってきた時の対処法は、
スティックの上下を逆さまにして瓶に戻すか、スティックを入れ替えます。
これで、いい香りが戻ってきますよ。
実際に飾ってみた
私は、ティートゥリーの香りが好きなので、アロマオイルはラベンダー、カモミール、ティートゥリーをブレンドして作りました。
部屋中にウッディな好みの香りが漂い、見た目にも癒されます。
けれど、人は香りに慣れてしまうので(結構な早さで)、香りを楽しみたい時は部屋に入る時の「ふんわりと香る」あの瞬間を感じてください♡
※小さなお子様やペットを飼ってらっしゃるお宅は、手の届かない高い位置に飾ることをおすすめします。
まとめ
リードディフューザーの作り方についてご紹介しました。
香りというのは不思議なもので、眠っていた記憶を蘇らせたり、リラックスしたり、逆に集中力が高まったり、やる気がみなぎったりと、さまざまな効果が期待できます。
今回は、癒しをテーマにアロマオイルをブレンドしてみましたが、みなさんもシーンに合わせて「自分のお気に入りの香り」でお家タイムを彩ってみてくださいね。