ビール好きが集まるパーティーにぴったり!いつもと一味違う個性的なクラフトビールを量り売りで持ち帰ろう!

情報紹介

「クラフトビール」。
ビール好きの人なら、一度は耳にしたことがあるはず。

大手メーカーが供給する「いつもの美味しいビール」とは一味違う、個性的な味わいが魅力的なビールです。

最近では、クラフトビールの専門店として提供するビアバーも増えていますが、そんなお店の中には、持参した水筒でビールを量り売りしてくれる店があると聞いて、さっそく試しに行ってみました。

今回はクラフトビールの量り売りについて、ご紹介したいと思います。

クラフトビールとは

最近、じわじわと人気が高まり、身近になってきたクラフトビール。

大手メーカーで大規模に製造され出荷されるビールではなく、小規模な醸造所でこだわりのビール職人が作る良質で個性的なビールです。

90年代、規制緩和により巻き起こった「地ビールブーム」がありました。
そこから時を経て、さらに多様化が進んだことで個性的な商品がたくさん生み出されるようになり、近年ではそれらを「クラフトビール」と呼ぶことが多くなってきたとのこと。

2024年現在、国内にある醸造所の数は600とも800ともいわれ、銘柄数に至っては1,200種類以上あるそうです。

今や、ビール好きな日本人のビールカルチャーを支える一角になっているんですね。

ビール好きにしてみれば、こんな楽しそうな世界に飛び込まない手はありません!

ビールの量り売り

飲食店のうち、店内飲食向けではない持ち帰り用のお酒を販売できるのは酒販免許を取得している店舗に限られます。
コロナ禍以降、テイクアウト需要が高まった中で、酒販免許を取得する飲食店が増えているんだそう。
人気が高まっているサービスということが分かりますね。

さらに、炭酸を入れることが可能なタイプの保冷真空ボトルがたくさん販売されるようになったこともあり、ビールの持ち帰りが、ぐっと身近になってきたようです。

まさに、ビールの量り売りにとって、すべてが追い風の状況なんですね。

これはとにかく、一度体験してみるしかありません!

Beer Bar マーブル


今回お邪魔したのは、名古屋市内にお店をかまえる「Beer Bar マーブル」です。


自社で醸造したクラフトビールをサーバーで提供されているほか、その他国内の個性的なクラフトビールの提供や、缶・ビンタイプもあわせて世界のクラフトビールをたくさん扱われているお店です。

今回は、初めての体験ということもあり、買い出しの際にいろいろと質問攻めにしてしまいましたが、初心者の私にも分かりやすく丁寧に教えてくださいました。

ボトルについて

炭酸対応の保冷ボトルは、ここ最近でまたたく間に一般的になってきました。ビールの量り売りは、そういったボトルを持参して詰めてもらえるサービスです。

炭酸対応のボトルは今やどこでも手に入りますが、今回持ち込んだものをご紹介します。

・STANLEY(スタンレー)真空グロウラー

・REVOMAX(レボマックス) 炭酸対応真空断熱ボトル 

この2種は問題なく量り売りしてもらえました。
炭酸対応の保冷ボトルであれば、基本問題ないそうです。

量り売りの際、注いだビールをおいしく保つために可能な限り、容器を満タンにする必要があります。

「〇〇mlだけください」というオーダーはできませんので、ボトルを事前に準備する際は好みの容量のボトルを用意しましょう。

また、炭酸対応ボトルを持っていなくても、お店で持ち帰り用の簡易ボトルを販売していることもあるようです。


こちらのお店では、こういった簡易的なペットボトルを用意しており、こちらに詰めて持ち帰り対応することも可能だそうです。
ビールの銘柄を描いたラベルを貼ってくれます。

注文編

注文は、ビールサーバー提供のビールから選びます。

決まった銘柄があればスムーズですが、ここはさすがにクラフトビール。メニューの説明を読んでも、どれも個性的過ぎて決めきれませんので、ここは試しに数種飲んでみます。

本当に、どれも個性的で楽しいビールです!

あえて楽しいと書きました!おいしいのはもちろんなんですが、銘柄ごとそれぞれに本当に特徴があって、飲むごとにいろいろな感想が浮かんできます。

それぞれに合うおつまみや飲むのにぴったりなシチュエーションなどを次から次へと想像してしまうような、そんなわくわくするような楽しい味わいです。

私はビール好きではありますが、正直、ビールの種別(ピルスナーとかエールとかいろいろあります)をいわれても、実はよく分かりません。
それでも、全然違う味わいで、ひとまとめに「ビール」と呼んでしまうことが失礼とか残念とかに感じるほどです。
これで、クラフトビールを楽しむ第一歩を踏み出せた気分ですね。

気に入った銘柄が決まったので注文です。
今回は、1.9リットルのグロウラーに入れてもらいます。
ボトルは当然きれいに洗ってあります。
お店では、それを確認した上でアルコールで入念に消毒してくれます。
内容量を重さで計測するため、先にボトルの重さを量り、壁から突き出ているビールサーバーコックで注いでくれます。

なるべく炭酸が抜けないようゆっくり注いでくれますが、当然多少は泡が出ますのでそれを丹念に取り除きます。

さらに注いでいきます。

すりきりいっぱいまで注いで計測すると、容器の規定量と内容量の重さが一致しました。

これで買い出しは完了です。
お店のかたによると、テイクアウトしたクラフトビールは「可能なかぎり24時間以内に飲んで欲しい」とのこと。

そうなると、日中のキャンプやイベントの場合、前日か当日に買い出しが必要ということになりますが、そこには酒屋さんとは違うメリットが一つあります。

それは、バーなので夜遅くまで営業しているということ!
夜中まで営業しているバーであれば、仕事終わりでも買い出しが間に合います。

ぜひ直前に買いに行って、一番おいしいフレッシュな状態のビールを味わいましょう。

いざ、ビアパーティーへ

今回は、予定していたデイキャンプに持参して楽しみたいと思います。
せっかくなので、アウトドアであっても、ちゃんとしたガラス製のビールグラスを持ってきました。
こういうところにもこだわってみたくなるのも、クラフトビールならではなのかもしれません。
買い出しの夜の翌日のお昼なので、ボトルに詰めてもらってから18時間ほど経過しています。

炭酸ボトルの栓を開ける際、ブシュっと強い圧力が封じられていた手応えを感じました。
期待を胸にビールグラスに注いで、乾杯!!

うん!おいしい!
冷たくて、きめ細やかな炭酸につつまれたビールが喉を潤します。
昨夜試しに飲んでみた味わいと変わらぬ美味しさ。

炭酸保冷ボトルはとっても優秀ですね!温度も炭酸もしっかり保たれています。用意したビールに合うおつまみをお供に、すぐに飲み干してしまいました。

飲み比べ用として、缶やビンのタイプも買っておけばよかった……。

今回は、量り売りのクラフトビールをご紹介しました。
実際にやってみて気づいた点は、こんなところです。

・お店に行かないと味わえないような個性的で美味しいビールを好きな場所で楽しめる
・好みの食事やおつまみと一緒に楽しめる(トータルでお店で飲むよりも経済的)
・持ち込みボトルであれば、使い捨て容器もなくてエコ
・保冷ボトルであれば冷たいままなので、クーラーボックスや保冷剤・氷がいらない
・ついつい飲み過ぎる(←個人差があります)

今回、私は「クラフトビールの奥深い楽しみを知ってしまった感」があります。
種類によってグラスのタイプを変えたりと、知れば知るほど凝って楽しめる要素もたくさんあるようで、今後もどっぷりハマってしまいそうです。

缶やビンのものもいいですが、ビールサーバーから注がれたものを持ち帰りしてきたという特別感もあり、一層美味しく感じる要素になっていると思います。

この記事で、ご興味を持たれたお酒好きの皆さん!
ぜひ、クラフトビール持ち帰り可のお店を探してみてはいかがでしょうか?
新しい世界が待っていますよ。

記事協力店

[ 店名 ] Beer Bar マーブル
[ 住所 ] 名古屋市天白区植田南2丁目923シティヴィラ植田101号
[ 電話 ] 052-559-7408 
[ 営業時間 ] 平日 17時〜25時、土日祝日 15時〜25時 
[ 定休日 ] 火曜休
[ Instagram ] https://www.instagram.com/beerbarmarble/
[ Facebook ] https://www.facebook.com/beerbarmarble/

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