皆さん、タコスはご存知ですよね?
メキシコの国民食と呼ばれる、トルティーヤで具材を包んで食べるスパイシーなアレです!
ホームパーティーなど人数集まったときに便利なパーティーメニューですが、意外に本格的な調理は少ないため、デイキャンなど簡単なアウトドアご飯にもピッタリなんですよ!
今回は、意外に簡単で大好評間違いなしのタコスパーティーをご紹介したいと思います。
タコスとは
タコスとは、中米エリアでよく食べられる料理です。
トルティーヤと呼ばれるトウモロコシを原料とする皮でいろいろな素材を包んで食べる「メキシコの国民食」です。
トルティーヤで包んで食べればなんでもタコスということで、具材は野菜・多種なお肉・魚介類全般・キノコなどなんでもアリなんだそう。
慣れてくれば、いろいろな具材を持ち寄って好きに包んで食べる手巻き寿司感覚で楽しめそうですが、今回は我々日本人が最もイメージしやすいスタンダードな具材を紹介してみます。
【準備するもの】
・トルティーヤ
・タコミート用シーズニング
・ひき肉
・野菜類
・えび(ボイル)
・瓶詰の青唐辛子
・タバスコ
・ライム
・チーズ
・おろしにんにく
・塩
・こしょう
◆トルティーヤ
大きめのスーパーや、輸入食材店で売っています。
生地がやわらかく自在に包み込めるソフトタイプと、パリパリ食感が魅力のハードタイプがあります。
◆タコミート用シーズニング
ひき肉をスパイシーに調味した「タコミート」を作るとき便利なのが専用シーズニングです。これも輸入食材店で購入。
カレー粉やクミンなど自分で1から調味することもできますが、あらかじめスパイスがミックスされているものはとても便利です。
◆野菜類
具材となる野菜を各種用意しました。
今回は、「サルサ・メヒカーナ」と「ワカモレ」を作ります。
ここに写し忘れましたが、たまねぎも用意してます。
◆ライム
ライムは必須食材です!くし切りにして準備しましょう。
ライムは無くても……と思ったあなた!
最後に後悔しますので、準備しましょう(しつこい)。
◆チーズ
加熱しなくても食べられるタイプのチーズを準備しましょう。
◆青唐辛子
生の青唐辛子が手に入ればいいですが、瓶詰めであれば輸入食材店で簡単に入手できます。
調理の内容
◆タコミート
ひき肉をフライパンで加熱します。けっこうな量の油が出てきますので、キッチンペーパーで丹念に拭き取りましょう。
買っておいたシーズニングと水をかけて煮込みます。焦がさないように混ぜながら加熱して、水分が飛んだら出来上がりです。
今回、本格的な加熱調理はこれで終わり!
あとの調理については主に野菜をカットして混ぜるだけの工程なので、デイキャンなど出先でも火気を使わず準備可能です。
タコミートだけ前もって仕込んでおけば、お手軽パーティーメニューになりますね。
◆サルサ・メヒカーナ
トルティーヤにはさむ野菜ソース、「サルサ」です。
今回は我々日本人が最もスタンダードにイメージしやすい「サルサ・メヒカーナ」を作ります。
具材はトマトの角切り・玉ねぎの荒みじん切りと、今回はキュウリの角切りを入れてみました。メキシコ国旗の鮮やかな三色ですね。
これに青唐辛子を少々と、おろしにんにくを加えたら塩をふって混ぜるだけで完成です。
青唐辛子は瓶詰めを使っています。辛さの好みがあるので、ここに混ぜるのは少量にしています。
その他、緑色の具材としてはセロリ・ピーマン・パクチーなど入れるとおいしいですよ。
味の好みがありそうな食材は、別盛りにしてもいいと思います。
◆ワカモレ
ワカモレは、スパイシーで食がすすむアボカドのディップです。
アボカドをつぶしたら角切りトマト・玉ねぎのみじん切り・おろしにんにく・タバスコを入れて混ぜ、ライムをひとしぼりして完成です。
◆レタス
レタスは細切りにしておきます。
野菜がたくさん摂れて健康的なメニューですよね。
調理はこれでおわり!
あとは具材をテーブルにならべてタコスパーティーの始まりです。
タコスの楽しみかた
具材をテーブルに並べるだけで、ほらこんなに賑やかに!
味の好みがあるので、パクチーや青唐辛子は別皿に出しています。
加熱ができるのなら、トルティーヤはフライパンであたためましょう。
ソフトタイプは加熱しすぎると膨らんでしまいますし、ハードタイプは口が閉じてしまうので、ほどほどで大丈夫です。
ハードタイプは加熱することでパリッパリの食感に戻りますよ。
そして……
やっぱりこれでしょう!
ライムがいらないと言ったあなた、後悔してませんか?
これをやるためにタコスパーティーを開いているといっても過言ではありません。
好きな具材を包んで食べましょう。
ビールと一緒にどんどんイケちゃいます。
今回は、タコミートとサルサの基本的なメニューをご紹介しましたが、トルティーヤに包んで食べれば、全てタコスなので具材はなんでもOK!
例えば、こんな具材もオススメです。
・サイコロステーキ、豚・鶏肉など肉類
・魚の香草焼き、白身魚のフライ
・アスパラ・ベーコン・スクランブルエッグ・チョリソー
本場メキシコではトルティーヤが主食となるので、あらゆるものを包んでいるみたいですよ。
同時にBBQをやって、焼きあがったお肉や魚介と野菜を包んで食べたらおいしそうですね!
まとめ
今回はタコスパーティーをご紹介しました。
大人も子供も含めた大人数が集まったときに、それぞれのペースや好みの味で楽しめるメニューです。
事前に具材を並べておけば、あとは手巻き寿司のように各自で包んで食べてくれるので手間いらず。
周囲の食べるペースを気にせずゆっくりビールと食事を堪能しちゃいましょう!
仕上げにテキーラまでいっちゃっても大丈夫ですよ!
見た目もにぎやかなパーティーメニューになりますね!
やってみると、とても簡単で、加熱調理の食材だけ仕込んでいけば野外での食事でも気軽に楽しめます。
この色とりどりの食卓に惹かれた方、ぜひ今度のパーティーの時にお試しください。