プランターでハーブ栽培 はじめてみた

アイデア

“ハーブのある暮らし”に憧れませんか?

ハーブ栽培、何からはじめていいのか分からないという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、実際にハーブ栽培をはじめて、よかったこと、失敗したこと、気付いた点など、ハーブの生育過程含めてお伝えしたいと思います。

1.なぜハーブ栽培?

「ハーブの寄せ植え」は、やったことないけど、

なんとなく響きがオシャレ!

食材にも使えて、虫よけ効果もあるらしい。

「おしゃれで便利な植物を栽培したい」という、実に軽い気持ちで栽培をはじめました。

2.栽培するハーブ7選

ハーブは70種類ほどあるといわれています。

その中から手軽にプランターで栽培でき、食材や虫よけに使えそうな7種類のハーブを選定しました。

  • バジル (食材として多用途)
  • ローズマリー (虫よけ&肉料理の香りづけ)
  • タイム (虫よけ&魚料理の香りづけ)
  • スペアミント (虫よけ&飲み物に)
  • イタリアンパセリ (添え物&香りづけ)
  • ディル (肉料理)
  • ラベンダー (虫よけ&インテリア)

3.用意するもの

ホームセンターを中心に以下のものを用意しました。

・プランター
・土(培養土)
・鉢底石
・スコップ
・ハーブの苗

おしゃれな雰囲気にしたくて、ブリキ製の小さなプランターをチョイス。

生育のことを考慮すると、もっと大きいプランターのほうがいいと思いますが、今回は見た目を重視しました。
(この選択が今後どのような結果になるのか……)

ブリキ製のプランターは、見た目はオシャレですが、外で栽培する場合は外気温が伝わりやすく、蒸れやすいそうです。
(残念ながら購入してから知りました)

そこで通気性をよくするため、底穴とは別に側面の下の方に、キリを使って小さな穴を空けました。

水はけをよくするために鉢底石を敷き詰め……

その上から培養土をかぶせました。

4.苗の植え付け

プランターの環境が整ったので、いよいよ苗の植え付けです。

ブリキ製のプランターを二つ用意し
・ローズマリー & タイム
・スペアミント
を植え付けしました。

購入した苗をポットから外してみると、すでに根が回っていたので、根の先の方をほぐして伸びやすいようにしました。

スペアミントは生育が早いらしく、他のハーブとの寄せ植えにはしないで単独で植え付けることにしました。

底部に水や空気がこもらないように、プランターの底に割り箸を入れ排水性と通気性をよくしました。

最後に100均で購入したプレートにハーブの種類を書いて

プランターに差し込みました。

ちなみに他のハーブはそれぞれこんな感じで植え付けました。

バジルはプチトマトと同じ鉢に植え付けました。

「コンパニオンプランツ」といって、相性のよい植物を一緒に育てるとお互いを助け合って生育するようです。
少し窮屈に感じますが……
ラベンダーは陶器の鉢に。

ディルは大きく生育しますが、料理で大量に使用しないのであえて100均の小さな鉢へ。

イタリアンパセリも小さな鉢に植え付けました。
頻繁に料理に使用するなら大きい鉢への植え替えを検討。しばし様子見です。

バジル&プチトマトは日当たりのよい場所に。
それ以外のハーブは半日陰にプランターを設置しました。

5.途中経過報告

植え付けから3週間ほど経過しました。

一番生育がいいのはディル。
植え付け時は20㎝位でしたが、70㎝ほどに成長しました。

小さなプランターにはミスマッチなサイズまで成長しました。
根をしっかり這わせてあげるためにも植え替えが必要です。

次に生育がいいのがスペアミント。単独で植えて正解でした。

ローズマリーとタイムは小さなプランターに寄せ植えにしたのが原因なのか、他より生育が遅いです。

こちらも料理に大量消費する予定がないのでもうしばらく様子見です。

バジルはトマトと同じ鉢に植えましたが、鉢が小さかったのかトマトとバジルの距離が近く窮屈そうです。

今から植え替えするにはすでに遅い気がするので、このまま同じ鉢で栽培したいと思います。

6.気付きと今後の挑戦

・さわやかな香り
植え付けして最初に印象に残ったのは「ラベンダー」
少し開けた窓からラベンダーのやわらかい香りが漂い、心地よい気持ちにさせてくれます。

しかし、2週間ほど経過するとラベンダーの香りがあまりしなくなってしまいました。
鼻がラベンダーの香りに慣れてしまったのでしょうか?
最終的にはドライフラワーに挑戦したいと思います。

・虫よけ効果
我が家のベランダのまわりには雨水枡があるため、そこから蚊が頻繁に発生します。
先日、ベランダでゆっくりとコーヒーを飲んでいると、あっという間に蚊に刺されてしまいました。
例年より蚊は少ない気がしますが、ハーブがあるから刺されないということはなさそうです。
こちらは他の虫よけ対策とも比較検証して、ご紹介する予定です。

・料理への使用
そもそも、ハーブを使用するような料理のレパートリーがないことに気づきました。
そこで料理ではないですが、ミントの葉を摘んでデトックスウォーターを作ってみました。

ミントのほかに、レモン、オレンジを用意。
それぞれ流水でよく洗い、ミントはそのまま、レモンは薄切り、オレンジはくし切りに。

ミネラルウォーターに2時間ほど漬け込んで完成です。

ちなみにデトックスウォーターは生ものと同じなので保存期間は1日程度。
たくさん作ると飲みきれないので、500ml程度の空きビンを使用しました。
また、雑菌が入らないように保存容器もよく洗っておきました。

ミントが入ると清涼感が出ます。外で飲むと一段と気持ちがいいですね。
今回はミントを使用しましたが、他のハーブを使って肉料理や魚料理にも挑戦したいと思います。

7.まとめ

今回はハーブ栽培のはじめかたについてご紹介しました。

3週間で生育が早いものとそうでないものがありましたが、プランターで簡単に栽培することができました。
ラベンダーのように香りを楽しむものもあれば、バジルやタイムなど料理に使えそうなものもあります。

また、無農薬なので安心して料理に使用できます。

今後も生育過程と料理の活用方法についてご紹介したいと思います。

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